みなさんこんばんは
ネットナンパ師Soyです。
zenly(ゼンリー)とは、アメリカのSnap社が提供する位置情報共有SNSアプリだ。
スマホのGPS機能を使い、自分や友人がどこにいるのかリアルタイムで表示され、教えあうことができる。
そんなアプリがあると聞いた時、
何それ。
人に常に監視されるなんて怖い。
と思ったわけだが、友人との待ち合わせや、家族がどこにいるのかを把握したり、家で暇している友人を見つけるのに便利らしい。
いや、便利だと言われても怖すぎだろー。
デメリットしか感じないわ。w
だが、意外にも若者には受け入れられていて、10代では結構な割合がいれている。
株式会社テスティーが2019年におこなった調査では10代では39%(男47.6%女32.3%)の人が使っているらしい。
参考:https://note.com/sorechou/n/ndd069c8d0e3c
だが、大人が危険なアプリだと思う通り、2022年8月にゼンリーを使った痛ましい事件が起きてしまった。
事件を見てみると、被害者と犯人はゼンリーで知り合った模様。
…ということは出会い系としても使えるのか?
いままでスルーしていたがインストールし調査してみることにした。
ゼンリーで起きた事件
2022年8月13日、北九州で15歳の少女と37歳の母親が刺される殺人未遂事件が起きた。
犯人は、東京都に住む17歳の少年。
少年はゼンリーで少女と知り合い、1月に福岡県内で一度会っていた。
その後は、5月を最後に連絡を絶っていたが、8月に少年が被害者の家の窓を割り侵入。
待ち伏せをし、帰宅した少女と母親を刺し逃走。
少年は電車に飛び込み自殺を図ったという事件だ。
指紋や現場に残されたDNAが少年と一致。
少年は、事件前にSNSに自殺や犯行をほのめかす投稿もしており、10月6日に少年が犯人として被疑者死亡のまま書類送検されている。
北九州市小倉北区の住宅で8月、高校生の少女(15)と母親(37)が刺された事件で、福岡県警は6日、現場近くで列車にはねられ死亡した東京都葛飾区の高校生の少年(当時17)を容疑者死亡のまま殺人未遂や銃刀法違反(所持)などの疑いで書類送検し、発表した。
小倉北署によると、少年は8月13日午前10時15分ごろ~午後9時45分ごろ、母娘の住宅に侵入し、帰宅した2人の胸や腹などを包丁で複数回刺し、大けがを負わせるなどした疑いがある。少女は昨年7月ごろ、SNSで少年と知り合い、1月ごろに福岡県内で1度会ったが、5月を最後に連絡を絶っていた。
引用元:朝日新聞デジタル 死亡の少年、新幹線で北九州へ 母娘刺傷事件、前日に包丁を購入
刺されて重傷を負った母親と娘は気の毒すぎるし、家に帰るのも怖くなってしまうかもしれない。
心身ともに後遺症が無いといいのだが。
少年の気持ちは知る由もないが、10代の頃にしがちな、狭く思い込んでしまっての暴走にも見えてしまってな。
事件を起こさなければ、もっと違う未来が待っていたのではないかと思うと悲しい気持ちになる。
おそらく、少年は位置情報を頼りに家に侵入したのだろう。
24時間居場所を特定できるなら、ストーカーや空き巣も出来てしまうし、位置情報が詳細に分かるアプリは危険だよなー。
出会い系として使えるのか
登録した人の位置情報を常に見られるだけなら、出会い系アプリとしては使えないのではないか。
はじめはそう思っていたが、ゼンリーはユーザーの検索機能を備えている。
画像のようにユーザーそれぞれがIDを設定して、インスタやTwitterなどのSNSに投稿できる機能があるんだ。
ほかにも、○○駅やディズニーランドなど地図上で検索をすると、その近くの人が一覧で表示され、友達申請を送ることができる。
そして、チャット機能もあるので見知らぬ人と知り合って話すこともできる。
※自分同士で話してみた。w
プロフィールは顔写真も設定できるし、チャットで写真や動画も送れる。
こりゃ出会うために必要な機能が全部あるわ。
ゼンリーは出会い系として使うのは危険
位置情報が分かるのは危険と言われても、
位置情報をオフにしたり、アプリ使用中だけ許可に設定すればいいのでは?と思うかもしれない。
だが、ゼンリーは位置情報を常時ONにしなければ、使えないようになっている。
位置情報を常時オンにせずにアプリを起動すると、オンにしろや!って表示されるんだよね。(常時オンのせいか電池がめっちゃ減る。)
常にオンにしない限り、下の画面から先にすすめない。
一応ゴーストモードという、位置情報を変えられる機能があり、友人ごとに
・現在位置より300mくらいぼやかした位置
・フリーズした位置(固定した位置)
の3通りを設定できる。
だが、デフォルトの設定が詳細な現在位置になっているので、友達を追加した直後なんかはすぐに設定変更しないと、現在位置が相手にバレてしまう。
ぼやかした位置も200~300mくらいずれるだけなので、おおよそのエリアは分かる。
フリーズした位置も、設定した時の場所が現在地になる。
なので、自宅で友達追加した後にフリーズ設定したら、固定した位置が自宅になるので住所がバレる。
まだ相手が何者かも分からない段階で、ほぼ自宅を教えるようなものなので、リスクが高いよなー。
また、ゼンリーは10代が多く使っている。
年齢を知らずに会ったとしても、相手が未成年なら誘拐になる恐れがあるし、関係を持ってしまったら青少年育成条例違反になる。
そういったリスクを避けるためにも、出会い系としては使わない方がいいだろう。
詳しい判例などはこちらの記事で解説している↓

ゼンリーはサービス終了予定
ゼンリーは、サービスの提供を終了すること(サ終)を、2022年9月14日に公式Twitterで発表している。(サービス終了予定日は2023年2月3日)
zenlyをお使いの皆さまへ
zenlyは、近い将来サービス提供を終了する予定です。
しかしながら、現在も通常どおりご利用いただける状況で、お別れするまでまだ時間があります。
具体的な日程については、必ず事前にご案内しますので、今しばらくお待ちください。— zenly japan (@ZenlyJP) September 14, 2022
報道によると、事業再構築の一環としてゼンリーのサービスを終了するらしい。
いまのところ、アプリ内の広告もないし、無料で使えるので、赤字でしかないんだろうな。
ユーザーは世界的には多いので、広告を出したり、お店に誘導するような機能を付けることで収益化はできると思うのだが、悪用されるリスクがおおきすぎる。
犯罪に使われるアプリは広告主も広告を載せたくないだろうし、事件がおきたら運営会社が訴えられるかもしれない。
会社としてはリスクの方が大きいと判断したのだろう。
そして、未成年が関わるおおきな事件がおきてしまった以上は、日本での存続は難しい。
こういう未成年が中心の出会い系類似サービスは、事件が起きて→警察の指導が入り→規制が入り→システム変更→廃れる→閉鎖という歴史を繰り返している。
警察は、未成年が犯罪に巻き込まれるとかなり本気で動くんだよね。
過去の例であげると、スタービーチ、ふみコミュ、ぎゃるるとか。
同じように地図上に位置情報が表示されるアプリでは、スマともという中華アプリもあったが廃れた。
ゼンリーも問題があるアプリとして調査・指導されているのは間違いない。
もし、継続できたとしても、いままでのように使えることはなくなるだろう。
いままで規制を受けたサービスを例に見ると、チャット画面の半分が注意勧告になったり、年齢制限ができたり、SNS機能の一部または全部が廃止とかな。
なので、サービス終了は残念ではあるが、しかたがないように思える。
代わりになるサービスが出たとしても、
出会い系として使うのであれば、位置情報が地図上で分かったり、未成年との出会いが可能なサービスは使わない方がいい。
大人は大人しく大人の出会い系を使った方がいいだろう。
以上、Soyでした。
よかったらほかの記事も読んでいってくれよな。
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ほかにも遊びでも使える出会い系アプリをまとめてみた
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